日々発信することにあまり前向きでなかった私ですが、
公開できる実績を少しずつ、不定期ながらご紹介したいと思います。
(大手企業の案件はたいてい守秘義務があって公開できないのが残念ですが。)

発信に前向きでない、というのは同業者の方は分かるかと思うのですが
誤字脱字を完璧にゼロにするというのは、なかなか難しいことでして、
関わったお仕事を紹介するというのは(落ちていたのが見つかったら)、恥ずかしいことでもあります。

本の一番後ろにある「奥付(おくづけ)」に名前が載ると身の引き締まる思いです。

ただ、仕事をする姿勢として、
関わるからには喜んでいただきたい
お客さまに少しでも役に立ったと思っていただけるような仕事を果たしたい
と思っています。

文字校正のお仕事は形あるものではないですが、
「書き手の色彩を保った文章」として世に出せれば、
これ以上うれしいことはありません。
この写真も、何色ともつかない空ですが、それを美しいという方もいらっしゃるでしょうし
必ず夕焼けは○○色でなくちゃ、ということもないはずです。
同じ人間でも時期によって感じ方が変化するように、着地が「書き手の色」に
表現できるようなお手伝いをしております。

「日々勉強」という姿勢はずっと変わりませんが、その中での気づきや喜びを
共有できるページを少しずつ作れればと思います。

私もこのブログのように「書く側」にまわると、正直言って誤字脱字は気にしていられません。

あふれ出る言葉を追いかけて入力するのに夢中で、今も「溢れ」を漢字で書くところでした。
常用外漢字なので新聞では平仮名表記なのです。
それも「正解」がないのが面白くもあり、難しいところでもあります。

創作される方にはどうか、そんな細かいことは気にせず、のびのびと表現していただきたいです。
バレーボールの後衛ではないですが、「いつも拾う構え」を取って、日々文章に当たっております。

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