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今回は2026.10.03にリリースされたkindle/ペーパーバック書籍のご紹介です!
著者:風間 坤 氏(灯環舎)
タイトル:「轍はうしろにできる: IT技術者のための老子」タイトルをクリックするとamazonの販売サイトを確認できます。
媒体:ペーパーバック(amazon kindle)

このご著書は、長らくITの世界でお仕事をされてきた著者が、ご経験に基づく知見を、老子の名言に重ねて説いている書籍です。
そう書いてしまうと、なんだか難しそうにも捉えられそうですが、語り口はすっきりとしていて、一つの項は短めなので大切だと思える気づきを噛みしめながら読み進めることができます。
また、老子の言葉には原文のほかに現代語訳を添えられています。そのため、エピソードで得た感触と結びつけながら自然に理解を深められると思います。
◎著者さまの思いは以下のnoteよりお読みいただけます。
https://note.com/tokansha_books/n/n19ab751c6cc3
老子の言葉とともに、見えてくる大切なこと
私個人としては、組織での働きを辞めて久しいので、IT技術者そして管理職としてさまざまなシーンを乗り越えていく著者の視線と、そこで選び取る行動が新鮮に感じられました。
こんな気構えの上司がいらしたら、理想の職場だろうな、と思うと同時に、私のようなフリーランスで働く人間や部下の立場にある人もセルフマネジメントに活かせるのでは、と前向きになれる原稿でした。
一方で、傲慢な態度が状況を危うくしてしまうといったエピソードもあるのですが、日ごろ忘れてしまいがちな謙虚さ、素直さを大切にしたいと改めて思うきっかけにもなりました。
それらの気づきを、「ふわっとしたエッセイ」だと心に留め置くのが難しいと感じることがありますが、本書は緩急の効いた文体なので、ほどよい緊張感をもって学びを深められます。
気になる項目から読んだとしても、老子の言葉は普遍的ですので、シンプルでありながら実践が難しい、生きるうえで大切にしたいことが手元に残る感触です。
知的好奇心を満たす「言葉の滋養」
いわゆる中間管理職(マネジメント職)だけでなく、「働くってなんだっけ?」と立ち止まる方たちの背中を押す言葉がたくさんあります。
IT職とはどんな雰囲気で、どこに苦労があり、協力して乗り越えていくのかという知らなかった世界が垣間見える点も読書の愉しみを思い出させてくれるものです。そのため、「学び」と硬くならずに、広い意味でのキャリア、あるいは人生の道のりをどう進めていけばよいか迷う方におすすめしたいと思います。
「言葉の滋養」に触れて、仕事に前向きになれますように、すべての方に贈ります。
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